井戸掘り
昨年、平成24年は好天が続き、畑への水不足に悩まされた年でした。
そこで、畑の中に井戸を掘ってみることにしました。

実は私が30代の頃、自力で畑に井戸を掘ったことがあります。
これがその時の堀ったあと。
このときは数メートル掘った時点で岩盤に当たり、やむなく断念。
今回はそのリベンジも兼ねて。。

今回は、業者に委託し、万全の体制で掘っていきました。

井戸というのは、どこに掘っても良いものではないようです。
深く深く掘れば、いずれは水脈に当たるようですが、、、、

7?8メートル掘ったところで、業者さんから「この場所では厳しいよ」
とのアドバイス。

井戸掘りの機械の先端部。
この色の土が出てくると、この深さで水が出る見込みが薄くなるとのこと。。
さらに深く掘れば、水が出る可能性はあるのですが、そうなると現在我が果樹園にあるポンプでは水をあげきれなくなるため、断念しました。
今回は失敗!
しかし、次回のための勉強として、次の機会を狙います!!
高尾優良株
3年間養生していた高尾の優良株を植え替えました。
どんな年でも、真っ黒な果実を実らせてくれると思います。
実はとても楽しみにしているのです?!



こちらは引き続き養生中の、当園の秘密兵器。
今後、葡萄の品種を増やして行こうと、露地栽培にて育てています。
施肥を抑えるなど、新しい取り組みをしています。
数年後、どうぞお楽しみに!
2013年春の岡山紀行その2
岡山紀行2日目は、こちらも1月の大藤流の全国大会で福島においで頂いた、秋山さんと再開。
秋山さんには、桃のお話しをじっくりとおうかがいしました。

約1ヶ月ぶりの再開です。
半日もかけて、桃栽培についてじっくりとお話を聞かせて頂きました。
お忙しい中、ありがとうございました。

こちらは秋山さんの息子さん。
前日の山下さん同様、若手営農者の先頭に立つ方。

福島で見かける桃の木とは少し形状が違います。
自然と枝が広がるように育てていきます。
これが「岡山自然流」

中央に伸びている枝を、「牽制枝」と呼びます。
この枝を中心に、周りの枝が左右に広がっていきます。

これも福島と少し違うのですが、太い枝から出ている細かい枝がたくさんあります。
福島だと、これらは剪定してしまいます。

秋期剪定をされていて、摘蕾は12月から行っておられるそうです。
さらに、ほとんど施肥していないということ。
まさしく「自然流」

後ろにある桃の木は30年の古木。
通常だと、切り倒してしまうのですが、十分な実を持ってくれるそうです。
枝が若々しく見えます。
また、写真からわかるようにかなりの斜面に桃畑があります。決して良い環境ではない畑で、素晴らしい桃を生産されています。

NHKの取材がありました。
息子が福島出身と言うことで、いろいろと取材を受ける機会も多くなっています。