2013年春の岡山紀行その2

岡山紀行2日目は、こちらも1月の大藤流の全国大会で福島においで頂いた、秋山さんと再開。

秋山さんには、桃のお話しをじっくりとおうかがいしました。

 

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約1ヶ月ぶりの再開です。
半日もかけて、桃栽培についてじっくりとお話を聞かせて頂きました。
お忙しい中、ありがとうございました。

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こちらは秋山さんの息子さん。
前日の山下さん同様、若手営農者の先頭に立つ方。

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福島で見かける桃の木とは少し形状が違います。
自然と枝が広がるように育てていきます。
これが「岡山自然流」

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中央に伸びている枝を、「牽制枝」と呼びます。
この枝を中心に、周りの枝が左右に広がっていきます。

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これも福島と少し違うのですが、太い枝から出ている細かい枝がたくさんあります。
福島だと、これらは剪定してしまいます。

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秋期剪定をされていて、摘蕾は12月から行っておられるそうです。
さらに、ほとんど施肥していないということ。
まさしく「自然流」

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後ろにある桃の木は30年の古木。
通常だと、切り倒してしまうのですが、十分な実を持ってくれるそうです。
枝が若々しく見えます。
また、写真からわかるようにかなりの斜面に桃畑があります。決して良い環境ではない畑で、素晴らしい桃を生産されています。

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NHKの取材がありました。
息子が福島出身と言うことで、いろいろと取材を受ける機会も多くなっています。