山梨研修2日目
そして二日目は、昨日とは逆に「短梢剪定」をされているブドウ農家さんの元へ。

前日とは全く違う形の枝、解るでしょうか。

標高550メートルの塩山地区という場所で栽培されています。
よく見ると、枝が「H」の形になっているのが解ります。
2つ合わさったダブルHの形です。

突然の訪問にも快くお出迎え頂いただけでは無く、指導員の方まで呼んで下さいました。
感謝、感謝です。
らくらく農園という取組をされています。

こちらはカラスの害の対策。
ゲージの中には「おとり」として5,6羽のカラスを置いておくとか。



指導員の方もいろいろな情報を教えて下さいました。
後ろに見えるのが「らくらく農園」軽トラが縦横無尽に走り回れた農園だったそうですが、
今は木が大きくなり、そういうわけにはいかなくなったとか。

煙がたなびいている辺りが、「第2らくらく農園」
新しい取組も着々です。

ロケット剪定
山梨県笛吹市に、ブドウの剪定の研修に行ってきました!

ロケット剪定と呼ばれる剪定方法で、
これからの剪定を考えた場合、どうしても見ておきたかったのです。

お父さんの時代から、30年にも渡り実践している剪定。
事前に本を読んだりしましたが、やはり実際に見るのは違います!


剪定の方法的には、長梢剪定。本には載っていない事も聞けました。

色々な質問にも気軽に答えて頂きました。

枝数が思ったよりずいぶん少ないな。。。と気づきがあったり。



複梢の状態も勉強になります。

ただただ、見るばかり。
大黒屋果樹園の将来にきっと役立つことを。。



懇親会。大先輩と一緒に。
定年退職をなさってからブドウの栽培を始められたとか。
常に勉強という姿勢には、素晴らしさを教えられました。

大藤流全国大会 2日目
二日目の様子です。

二日目に入り、各地から集まった果樹農家の中では、ちょっとした論争(前向きな)が起きていました。

何が良いのか。
地域によって違いも出る、そんな論争を、地元岡山の秋山さんがまとめ上げてしまいました。
流石です。

前日に比べ、活発な意見の交換。

そして私はやはり気になる、剪定後の形。

それぞれの土地で、気候や四季の違いもありますが、、

お別れ会の様子。

福島組(4名で参加しました)は、せっかく岡山まで来たのだからと、四国に渡りました。

香川県の「あかつき」栽培の果樹農家の元へ。

凄い傾斜地です。

我々の園地は恵まれているな。。と話しているところ。
大藤会 全国大会
大藤流の全国大会に出席してきました。
今年の会場は岡山でした。

青森、広島、四国等から100名以上が参加。

大会会長の挨拶。

82歳の山梨大藤会の荻原さん(右)と、長野の胡桃沢さん。
大御所です。

経験がにじみ出る挨拶でした。

もちろん、胡桃沢さんも挨拶。

老若男女、様々な年代の皆さんが参加していました。
今年は女性も多かったです。

やはり、、岡山と福島では剪定後の形が違います。


岡山にいる我が家の息子が実技を。。。
お気遣い頂きました。

左側の丸い黄色の物体ですが、夜蛾対策の照明です。


そしてこの9割方小枝を残して剪定するやり方が大藤流の基本。

うーん、もっともっと勉強しなくては。