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摘蕾作業

摘蕾(てきらい)」作業を行っています。
摘蕾(てきらい)」とは、結実を安定させたり果実を大きくするために、開花前に蕾を摘む作業のことを言います。


水を使って作業をする、「水摘蕾(みずてきらい)」
市内ではまだ一般的ではありません。


ひとつひとつ、手作業で摘蕾を行っていく従来の方法。
こちらのほうが、一般的です。

東湯野地区は環境放射線の値も低いのですが、念のため、マスクと帽子など可能な限りの被曝対策はとっての作業。
1日8時間はがんばっております!

+燃料不足

ガソリン、軽油、灯油などの燃料不足が深刻化しています。

現在、果樹園では武道の枝の皮剥ぎ作業が進行中。
皮を剥ぐ事により、ブドウの木の皮の間で越冬した虫を追い出したり、「晩腐病」という病気を予防する対策とするためです。

しかし、現在はガソリン不足により機械での作業が限定されております。
やむなく手作業で例年の半分の畑のみ、ようやく終わらせました。

こんなところにも、今回の大震災の影響が出ますね。。。

東日本大震災

このたびの日本の観測史上最大の震災となった、東日本大震災において被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。


我が家も初めて体験する大揺れに、家の内外共に相当揺れました。
作業小屋の屋根の瓦も落ち、敷地内のお稲荷様も崩落しました。

しかし、壊れたものは修理すれば使えます。

失われた命は戻りません。。。

震災当日?13日までは消防団の関係で見回りなどをしておりました。
ふっこうは長い道のりになるかもしれませんが、出来ることをしていこうと思っております。

剪定作業と震災

冬の季節の果樹園では、春を迎える準備がたくさんあります。

その中の大きな作業の一つが「剪定」作業。

樹木の枝を切って形を整え、風通しを良くします。
養分を効率よく利用させて成長 を促したり、病害虫の繁殖を予防する効果もある大切な作業です。
2月からずっとこの作業を続けていた3月11日、福島市内も大きな揺れに襲われました。

山梨県研修

1月18日?19日で、山梨県の塩山市、大藤会・萩原一忠先生の元へ、桃の生産の研修に行ってきました。

南は岡山県、北は青森県から約100名の果樹農家の皆さん等が参加されました。


樹高が低く、幹の張り出しを大きく育てられた桃の木。
理論的にも素晴らしい生育方法です。


果樹農家の大先輩、萩原忠一先生。
岡山、山梨、長野、山形、福島、青森。日本の果樹農家から注目される方です。

美味しい桃のための剪定、施肥など、たくさんの事を学んできました。
福島の桃をさらに美味しくするために、学んだことを活かしていきたいです。