あかつきの摘花

「あかつき」の摘花作業をしました。
花を摘み、その花粉を取り出して「川中島白桃」に受粉させます。
「川中島」は花粉の量が少ない品種のため、人工授粉用をしなければならず、そのための準備作業です。
風船状に膨らんだ花だけを摘んでいきます。
摘んだ花はJAの設備で花粉を取り出してもらいます。

「あかつき」の摘花作業をしました。
花を摘み、その花粉を取り出して「川中島白桃」に受粉させます。
「川中島」は花粉の量が少ない品種のため、人工授粉用をしなければならず、そのための準備作業です。
風船状に膨らんだ花だけを摘んでいきます。
摘んだ花はJAの設備で花粉を取り出してもらいます。

大黒屋果樹園のある「福島市飯坂町東湯野」地区では、桃の花が咲き始めました。
果物王国・福島はこの後リンゴ、なし、サクランボなどの花が一斉に咲き始めます。
桜もこの週末で満開となり、百花繚乱です。
そんな中、福島県内各地で行われた、土壌に近い場所での「県内緊急放射線調査」の結果が発表されました。
東湯野地区の数値は以下の通り。
地面から1メートルの地点:0.72マイクロシーベルト
地面から1cmの地点:0.80マイクロシーベルト
共に低い数値です。
実はかなりどきどきしておりました。。
しかし、現状の数値であれば、農作物には全く心配がない。という数値であるということです。
ひとまず安心し、今年の美味しい果物作りを目指し、引き続き毎日の作業に入れます。
摘蕾(てきらい)」作業を行っています。
摘蕾(てきらい)」とは、結実を安定させたり果実を大きくするために、開花前に蕾を摘む作業のことを言います。

水を使って作業をする、「水摘蕾(みずてきらい)」
市内ではまだ一般的ではありません。

ひとつひとつ、手作業で摘蕾を行っていく従来の方法。
こちらのほうが、一般的です。
東湯野地区は環境放射線の値も低いのですが、念のため、マスクと帽子など可能な限りの被曝対策はとっての作業。
1日8時間はがんばっております!
ガソリン、軽油、灯油などの燃料不足が深刻化しています。
現在、果樹園では武道の枝の皮剥ぎ作業が進行中。
皮を剥ぐ事により、ブドウの木の皮の間で越冬した虫を追い出したり、「晩腐病」という病気を予防する対策とするためです。
しかし、現在はガソリン不足により機械での作業が限定されております。
やむなく手作業で例年の半分の畑のみ、ようやく終わらせました。
こんなところにも、今回の大震災の影響が出ますね。。。
このたびの日本の観測史上最大の震災となった、東日本大震災において被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
我が家も初めて体験する大揺れに、家の内外共に相当揺れました。
作業小屋の屋根の瓦も落ち、敷地内のお稲荷様も崩落しました。
しかし、壊れたものは修理すれば使えます。
失われた命は戻りません。。。
震災当日?13日までは消防団の関係で見回りなどをしておりました。
ふっこうは長い道のりになるかもしれませんが、出来ることをしていこうと思っております。
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